歯を削る道具と超音波スケーラー
歯科治療には、さまざまな器具が使われます。その中でも、歯を削る道具のことをハンドピースと呼びます。また、歯石を除去する道具のことをスケーラーといいます。
ハンドピースと、超音波振動で歯石を除去する超音波スケーラーについて説明します。
1.ハンドピースには、以下の4種類があります。
エナメル質を削る際に使うことが多く、目的に合わせて先端にさまざまな形のバーやポイントをつけて使用します。
それぞれのバーやポイントの呼び方は歯科医院によって異なるため、勤務している歯科医院で確認しましょう。
歯の象牙質を削る際に使うことが多く、目的に合わせて先端にさまざまな形のバーやポイントを取りつけて使用します。
硬いものを削る際に使うことが多く、タービンにつけるバーやポイントをつけることができます。 とくに、銀歯をはずすときなどに使用する、除去用バーなどによく使用されます。
技工物を調整する際に使うことが多く、ほかのバーやポイントとは形が大きく異なります。ストレートハンドピース用のバーやポイントをつけて使用します。
歯石などを除去する際に使うことが多く、先端に取りつけたチップが超音波で振動します。目的に合わせて先端にさまざまな形のチップをつけて使用します。
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